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ホームテックのよもやま話

皆さんこんにちは!
株式会社ホームテック、更新担当の富山です。

 

 

いよいよ寒くなってきましたが、皆さん元気に過ごされていますか?

風邪をひかないよう、防寒対策を徹底していきましょう!

さて、本日からシリーズ更新が始まります!

 

株式会社ホームテック監修!

下水道工事雑学講座!

 

最近力を入れている下水道工事に関する豆知識を毎回少しずつお届けしたいと思います。

 

 

記念すべき第1回目のテーマは!

下水道の役割についてです!

 

 

下水道の役割とは?暮らしを支える重要なインフラ

 

今回は「下水道の役割」をテーマに、下水道の基本的な仕組みと私たちの暮らしにおける重要性をじっくりご紹介します。

 

 

下水道って何?

下水道とは、私たちが日常生活で使った水(生活排水)や雨水を集めて安全に処理し、環境を保全するためのシステムです。

家庭、オフィス、工場などから出る排水が、地下に張り巡らされた下水管を通じて処理施設に運ばれ、浄化されてきれいな水となり、自然界に戻されます。

下水道が機能しているおかげで、清潔で快適な生活が送れるのです。

 

 

下水道の主な役割

下水道は私たちの生活を支えるだけでなく、環境保護や防災にも重要な役割を果たしています。

 

 

1. 衛生的な環境の維持

下水道が整備される前は、排水がそのまま河川や地面に流れ出し、悪臭や伝染病の原因となっていました。

現在は、下水道の普及により生活排水が適切に処理され、清潔な環境が保たれています。

 

 

2. 都市の洪水対策

大雨が降った際、下水道が雨水を速やかに排出することで都市の浸水被害を防いでいます。

特に近年の異常気象では、短時間で大量の雨が降ることが増えており、下水道の排水能力が都市の安全を守る鍵となっています。

 

 

3. 環境保全

排水が処理されないまま河川や海に流れ込むと、汚染が広がり、生態系に悪影響を及ぼします。

下水道システムは、排水を適切に浄化し、自然環境への影響を最小限に抑えています。

 

 

4. 再生可能な水資源の提供

処理された下水は、工業用水や灌漑用水、公園の散水などに再利用されることもあります。

このように、下水道は水の循環を支え、持続可能な資源利用を実現しています。

 

 

具体的に下水道があると何が違うの?

下水道が機能していることで、私たちの生活には以下のような具体的なメリットがあります。

 

 

1. トイレの排水がスムーズ

 

詰まりや逆流の心配がなく、快適に使えます。

下水道がなければ、汲み取り式のトイレが一般的になり、衛生面での課題が大きくなります。

 

 

2. 雨の日に道路が冠水しない

 

都市部で大雨が降った際も、下水道が雨水を処理してくれるおかげで道路が冠水しにくくなっています。

これがなければ、移動や生活が大きく妨げられてしまいます。

 

 

3. 悪臭の発生を防ぐ

 

下水道がないと、生活排水が溜まり、悪臭や害虫の発生を招きます。

下水道のおかげでこうした問題が解消されています。

 

 

4. 河川や海がきれいに保たれる

適切に処理された排水が戻されることで、自然環境が守られ、きれいな川や海を楽しむことができます。

 

 

下水道がなかったらどうなる?

もし下水道がなかったら、以下のような問題が発生する可能性があります:

家庭や工場からの排水がそのまま自然に流れ込み、環境汚染が広がる。

雨が降るたびに道路が冠水し、移動が困難になる。

排水が詰まりやすく、トイレや台所が頻繁に使えなくなる。

下水道の整備と維持管理は、私たちの暮らしを快適にするだけでなく、地域全体の安全と健康を守る大切な役割を果たしているのです。

 

 

今後の下水道の課題と可能性

現代の下水道システムは高度に発展していますが、新たな課題も見えてきています。

 

老朽化問題: 多くの下水道管が老朽化しており、更新や補修が必要です。

異常気象への対応: 短時間で大量の雨が降るケースに対応するため、排水能力のさらなる向上が求められています。

環境意識の高まり: 下水処理によるエネルギー消費を抑え、より環境に優しいシステムを開発することが課題です。

下水道は、技術の進化によってさらに効率的で持続可能なシステムへと発展する可能性を秘めています。

 

次回は「下水道工事の流れ」を解説します!

 

次回は、下水道工事がどのような手順で進められるのか、具体的な工程や裏側を詳しくご紹介します。

工事の様子を知ることで、下水道の仕組みをもっと身近に感じていただけるはずです!どうぞお楽しみに!

 

 

以上、第1回下水道工事雑学講座でした!

次回の第2回もお楽しみに!

 

 

お問い合わせはこちらから!

またまたまたライナー立坑

何度もライナーばっかで本当にすみません

また今度、他の現場も載せますm(__)m

という訳で適度に端折ります

今回は道路上での作業となりますのでまずは覆工板の設置になります

桁材(H鋼)の上に枠となるチャンネル(溝形鋼)を溶接します

H鋼が無い側はチャンネルの下にアングル(50×50ぐらいの等辺山形鋼)

を溶接してベニヤ板を当てて土留めとします

こんな感じになります

後は舗装して終了

今回は矩形(長方形)のライナー立坑です

真ん中ちょい左に見えているのは水道管(Φ900)です

丘組したものを設置してます

立坑芯を出して正確な位置に設置します

裏込めコンクリートの打設です

しっかりとサポートや水圧ジャッキで張っとかないと

中にはらんでしまいます(小判型ライナーの直線部分も同じです)

両サイドに見えているパイプ(VU100)は裏込め打設用のパイプです

裏込め打設用パイプです

まだ使わない物は継ぎ足していきます

ライナープレート取付状況

ライナープレート切断加工部分です

細かく寸法を測りながらライナープレートにしるしを付けます

ここの工程が結構重要です

ガス(酸素、アセチレン)で切断します

そしてはめます

こちらも同じで細かく測ってしるしを付けます

正確に寸法を測るのが結構難しいんです

そして切断します

そしてはめます

隙間は補修材(エレホン415)で詰めます

とまあこんな感じで立坑完成です

この後、水道施工業者が入って弁を取り付けます

取り付けた後、防護コンクリートを施工します

防護コンクリートの型枠組立状況です

ライナープレートや補強リングにセパを溶接します

40~50本溶接しました

だんだん自分の居場所がなくなってなかなか大変な作業です

打設状況です(15~16m3ぐらい)

写真に写ってないですが、提灯ホッパーで打設してます

固めの生コンでしたので念入りにバイブかけてます

(型枠が爆ぜないように祈りながら)

無事打設完了

脱型後です

きれいに打ててました

またまたライナー立坑

今年はライナー立坑多いです

たまたま私が行ってる現場がライナー立坑ばっか

なんですけどね

一般的な構造物だったり造成だったり改修工事

だったりもやってますので機会があればまた載せます

今回は浄水場の中での作業です

2か所ある内の1か所目です

1つ目の縦梁と切梁設置完了の状況です

土質は礫混じりの粘性土といったところです

かなり大きな礫(80㎝ぐらい)も出てきました

非常に掘りにくい土質です

縦梁が落ちないようにブルマンで固定

水道管の補強工事ですので水道管を出しながらのライナー立坑

築造となります

Φ1100の水道管です

3段目まで設置完了です

1つ目は以上となります

続いて2つ目のライナー立坑です

この2つ目の立坑が苦労しました

埋設物だらけなんです

まず電気の管(7,8本)

上にH鋼流してワイヤーロープで吊り防護です

1段目の切梁(キリンジャッキ)を張ってるとこです

続いて電気の管の下にΦ500の水道管

ライナープレート、補強リングはガスで切断

隙間は裏込め材が漏れないようにエレホン415で詰めます

更にその下にΦ1100の水道管

とにかく人力掘削が多すぎて大変でした

それでも何とか小さいバックホウを入れて少しでも人力掘削を

無くそうと努力しました

縦梁設置の様子

とにかく狭い

補強リングとライナープレートのボルト取付の様子

狭くて手が入らないから非常にやりにくいです

補強リングたくさん切断したので一応補強のH鋼を溶接

してます

真は以上ですが無事事故もなく終わりました

ライナー立坑築造

忙し過ぎてブログ更新できてませんでしたm(__)m

途中からですみませんm(__)m

ライナー立坑築造の様子です

掘削状況です

0.45スライドアームバックホウで掘削してます

7.5mぐらいまで下に届きます

積込み状況です

バックホウで届かない所がありますので小さいバックホウを立坑の中に入れて掘削します

ミニバックホウを降ろしてます

ちゃんとクレーン仕様です

スライドアームバックホウでクレーン仕様機は少ないです

0.03バックホウです

ライナープレートの下や縦梁の下、スライドアームバックホウで

届かない場所など細かいところを掘削して

いきます

酸欠にならないように送風機で空気をおくります

酸素濃度測定器です

20.5%です

ちなみに18%未満が酸欠です

ライナープレート取付状況です

ライナープレート同士がズレないようにボルトを締めていきます

縦梁取付状況

ライナー用ステップ

ライナー取付時に一緒に取り付けていきます

降りる時の様子

安全ブロックにフルハーネスのランヤードを掛けて降りていきます

裏込めモルタル打設状況

ライナープレートの裏に裏込め打設用のパイプ(VU100)を8本

ほど取り付けてあります

取り付ける本数は打設回数に応じて決めます

汚水桝蓋交換

着手前

汚水桝と舗装の段差があって歩行者が転んだそうです

段差解消と新しい蓋に交換します

まずは舗装の取壊し

もう少し舗装の面積があればバックホウ使って取り壊すのですが

このくらいなら大きめの斫り機で取壊します

ちなみにマキタ電動ハンマHM1511です

取壊し完了

舗装を撤去してみたら汚水桝回りが陥没していました

ですのでランマで周りを転圧します

新しい蓋を設置します

周りの舗装と合うように糸を張り高さを調整します

そして無収縮モルタルを流し込むためのの型枠を設置します

材料

超速硬の無収縮グラウト材

今日は猛暑日で暑いので5分ぐらいで固まってしまいます

攪拌状況

流し込み完了

脱枠

この汚水桝の受枠はすぐ下の躯体とボルトで繋がっていないので

ズレ止めの為に受枠より大きく、高さも上は受枠の半分ぐらいまで

下は躯体から5㎝程度下まで打設します

砕石で埋戻し

舗装復旧しておしまいです

 

インターロッキング歩道のガタツキ修繕

インターロッキングのガタツキ直しです

写真では分かりにくいかもしれませんが結構ひどいです

着手前です

まず悪いところ外します

下地を作り直します

砂とセメント混ぜました

そしてまたはめていきます

目地砂(珪砂)入れます

ほうきで掃きながらインターロッキングを軽くコンコン

叩きながら入念に目地砂入れてきます

完成です

この後水かけながら更に目地砂いれました

柵板水路にボックスカルバートによる乗入を作りました

着手前です

施工状況

完成です

静岡県浜松市内で擁壁工事をお願いするなら”株式会社ホームテック”

よろしくお願いいたします